2013年9月16日月曜日

秋の使者?

こんにちは。月曜日です。園田です。




台風は上陸しましたね。さっき(お昼)台風情報を見たら、長野県辺りにいました。
勢力は少し衰えたみたいだし、移動速度も速いから被害は少ないといいのですが。

台風は北上するほど速度を増すので早く通過するのを願うばかりです。

その点、九州に接近中の台風は遅いですよね。直撃なんかされようものなら、強い雨と風が
長く続きます。閉め切った雨戸が激しくバタつき、折れて飛ばされた小枝が壁を叩き、
時折、きしむような音が聞こえます。不安で落ち着かない時間が続きます。
いったいいつまで?早く通過して欲しい・・・・。これが台風直撃時の印象です。

ところが鹿児島よりも北の地域では違うんですね。急に来たと思ったら、すぐに通過していく
そうです。
じわじわと迫ってくる鹿児島の台風はつらい。と、県外からの転勤者が言ったのを覚えています。



今回の台風は鹿児島にはほとんど影響は無しでした。接近中の先週の土曜日は風が強くて、
積もってた火山灰が巻き上げられ、市内は砂嵐のようで一面灰色でした。

気温は最近にしては高めでしたね。今日の最高気温は33℃の予報(実際は30℃でしたが)。
昼間のレッスンはキツいだろうなあと予想していたのに、全然暑くなかった。
台風の吹き返しの風が北から吹いたので涼しかったんでしょうね。

風が吹いてくれるのは助かります。テニスコート内の空気が流れて過ごしやすくなります。
でも火山灰でざらざらになるのはいただけない。コートサイドのベンチには火山灰が積もって
座る気が失せてしまいます。気付いたらタオルで綺麗に拭き取っているのですが、
すぐに溜まっています。困ったもんです。

それと台風はやつを運んできます。緑色で角ばった背中をしているやつです。
触ると臭いと言えばすぐに判るでしょ。今回の台風では来なかったようですが、これから秋に
進むとやつが目立ってきます。

実は今日、テニスコートにいましたよ。先陣を切ったやつかな。
季節は確実に秋に向かっているんですね。





それでは今週のテーマです。

今週はリターンです。3ヶ月に1回のペースでやってくるテーマですね。
今回のリターンは速いサービスへの対応をテーマにしています。この速いサービスですが、
実は先週のテーマのスマッシュ返球とほぼ同じなんです。速いボールにはボレー感覚で
対応したほうが楽だし確実だし。もちろん叩くべき場面ならガツンと打つべきですよ。

速いサービスを打たれた場合、対応には2つのやり方があると思います。
1つはリターンポジションを下げてサーバーから距離を置く方法。これだと速いサービスを
打たれても、自分に届くまで余裕があるのでじっくり打てます。デメリットは相手にも
時間を与えてしまうので攻められやすい。また守る範囲が広がるので、フットワークも
必要です。そして下がって打つ分、ボールを飛ばす距離感の修正も考慮しなきゃね。

もう1つはリターンポジションを変えない、または少し前で構える方法です。このやり方だと
守る範囲を狭くすることができ、また相手の力を利用して返球するので楽です。
更にサーバー側からすると、リターンのタイミングが早いことで攻めにくくなります。
デメリットは素早い反応が必要でコンパクトなスウィングが求められます。ボールの捉え方も
ライジング気味なのでラケット面の作り方が大切です。

どちらのポジションでリターンするにしても大振りは禁物ですね。

<一般クラス・・・・・・リターン・速いサービスへの対応>
     初級クラス・・・・・グリップはコンチネンタルグリップで。小さいテイクバックから
                コンパクトなスウィングで返球しましょう。
     中級クラス・・・・・ボレー感覚で返球します。インパクトの瞬間、グリップを握り締めることで
                ボールに力を与えます。逆に力を抜いて捉えてロビングで
                返球することの選択肢に入れましょう。
     上級クラス・・・・・早いタイミングでボールを捉えるライジング気味のリターンで
                サービスの力を利用することやサーバーの時間を奪いましょう。

<ジュニアクラス・・・・・・リターン>
     初級クラス・・・・・正しいリターンポジションを覚えよう。リターンコースは
                クロスコートへ。
     中級クラス・・・・・テイクバックは小さく、コンパクトなスウィングでリターン。
     上級クラス・・・・・サーバーが打つタイミングに合わせてスプリットステップ。
                重心を落としてボレー感覚でリターンしましょう。

リターンが良くなるとサーバーにとっては嫌なものです。特にサービスを武器にしている
プレーヤーにとってはなおのこと。そんなリターナーになりましょう。




それでは、また。

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