2013年4月10日水曜日

意外な一面?

こんにちは。水曜日です。園田です。




風が冷たいですね。冬用のウォームアップを着ていてもちょっと心もとなくて、もう1枚欲しいです。
動き始めたらちょうど良いんですが、コーチ控え室でパソコンに向かっていると特に足元が
寒いです。

週末までは今日みたいな天気が続くようですが、週が明けると寒さも緩み、春らしく過ごしやすい
日々になるようです。




今日は私の愛読書を紹介しましょう。

これです。
ナショナルジオグラフィクスです。姉が送ってくれました。お気に入りです。

中はこんな感じ。
写真がとても綺麗なんです。ホント写真集のようです。

ちなみにこの本は当然ながら全て英語です。私の英語力では全く理解できません。
だから愛「読」書ではなく、正しくは愛「眺」書ですね。

書かれている内容を知るためには、英和辞典を片手に1語1語調べなくてはいけませんし、
苦労して読解した内容が正しいかどうかも判りません。途中で挫折するのは目に見えてます。

せめて雰囲気だけでも楽しみたいんです。

聞き流すだけで自然に英語力が身に付くってやつがありますがやってみようかなあ。
でも、ある年齢まで英語圏で生活しないと、どうしても聞き取れない「音」があるそうで、
その話を聞いたときにオッサンでは無理なのかと少し寂しくなりました。

「途中で挫折した」で思い出した本がありました。ジョン・ミルトンの「失楽園」を買ったんです。
岩波文庫なので硬い内容なのは想像していましたが、本当に硬かった。
文章のあちこちに注釈があるんです。言葉の意味を教えるためですが、その多さといったら。
1行に数ヶ所も注釈があり、注釈に引っかかるたびに注釈の説明が書かれたページをめくり
意味を確認しなきゃいけないんです。1ページを読むのに時間と集中力が要るので、
気軽には読めません。結局、3ページほどで挫折してしまい、今ではどこにあるのやら。





最近の私の悩みをひとつ。レッスンでの悩みです。スクールの生徒さんもこのブログを
見ているのに、こんなことを明かすのはどうかと思いますが・・・・・。

ソフトテニスの経験者のことなんです。ソフトテニスをやってこられた方って往々にして
当たりが強いんです。専門的で申し訳ないですが、インパクト時の入力がすごい。
どッか~んと打ってきます。そのパワーたるや私でも打てないような勢いです。
あんなボールを打ち込まれたら返せません。
でも安定しないんです。コートに入るのは数球に1度。あとはネットに突き刺さるか、
遥か彼方に飛んでいくかです。

なぜそうなるのかというと、これはボールの捉え方の問題なんです。「点」で打つか、「線」で
打つかの違いです。これまた専門的で悪いです。

私たちコーチはレッスンでこんな説明をすることがあります。
ボールを「押し出す」ように打ちましょう。ラケットに「乗せる」ように、とか、「運ぶ」ように、とか。

これはボールを「線」で捉えて欲しいからなんです。そうすることでコントロール性が
向上するようになります。

ところがソフトテニス経験者は違うんです。あの柔らかいボールを飛ばすためでしょうか。
「点」で捉えているんです。おそらく「押し出す」ように打っても勢いが出ないんでしょうね。

この「点」と「線」の違いを伝えるってとても難しいんです。これは「感覚」の問題です。
フォームなどの「技術」やゲームの展開などの「戦術」を伝えるのはどちらかと言えば
たやすいかな。でも「感覚」を伝えることは簡単ではないですね。

難しいことですが、それを変えていく手助けをするのが私たちの仕事。大変だからこそ
やり甲斐もあります。

「感覚」を覚えるための方策はいくつかありますが、問題はその方に合っているかどうか。
十人十色と言いますが、一辺倒なやり方では通じません。それぞれに合った方策で
行うことが大事なんです。

そんな訳でレッスン以外の時間も、その方の打ち方を想像しながら良い矯正法がないか
模索する私です。





私の真面目な一面が見えたでしょ?


ダメ?






それでは、また。



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