2013年1月16日水曜日

ボール

こんにちは。水曜日です。園田です。




今日は暖かいですね。外を吹く風には冷たさは全くなく、爽やかなくらいです。
もう春?と思えるほどですね。

でも金曜日辺りには冷え込むみたい。朝、起きるのがつらいなあ。



テニスコートから錦江湾が見えるのですが、今日は沖合いに見慣れない船が投錨して
いました。帆船です。真っ白い船体に3本のマストが見えます。写真を撮ったのでブログに
載せたいのですがやり方が判らなくて諦めました。

帆船ってすごいですよね。風の力だけで世界中の海を移動するなんて。
追い風で帆走するのは簡単に理解できますが、向かい風で進むなんて素人目からみて
ちょっと理解に苦しみます。

でも昔の人は風の力で大海原を渡って目的地に向かったんですよね。すごいなあ。

私の最長の船旅は高速船トッピーで種子島に行ったことでしょうか。でもトッピーは
水中翼船。水面から浮いて航行するので厳密にみれば船旅とは言えないかも。
船の製造元もボーイングですから、「何とか造船所」が造った船とはちょっと違いますね。



今日は真面目な話。

テニスのボールって毛で覆われていますよね。あの毛を「フェルト」と呼びますが
何で毛で覆わなければいけなかったのでしょうか。

これはテニスの原型に関係があるようです。テニスの起源はフランス貴族の遊びで
ボールを手の平で打ち合っていたそうですが、ボールが硬いと手が痛いので
ボールを包んで表面を柔らかくしたようです。

時代が進み、ボールがゴムで作られるようになると、高価なゴムが傷つかないように
保護して耐久性を向上させるために表面をウール地で包むようになり
現在のテニスボールが出来上がったそうです。

この「フェルト」の役割はボールのコア部分の保護だけでなく、ボールの弾道を
安定させる機能があるそうです。

「フェルト」があることで回転を掛ければ回転に応じた変化を、無回転なら真っ直ぐな
弾道になるんですね。

他の球技のボールは表面は滑らかです。回転を掛ければテニスボールと同じく
回転に応じた変化を起こしますが、大きな違いは無回転なとき。

表面が滑らかなボールは無回転だと、弾道が不規則に変化します。
野球のナックルボールやサッカーのぶれ球シュートがそれですね。

でもテニスのボールは無回転だとひたすら真っ直ぐです。フラットってやつですね。

新品のボールは表面が整っているので球速が出やすい上に回転の効果が
現れやすくなります。

ところが「フェルト」が擦り切れてつるつるになったボールや毛羽立ちすぎたボールは
回転の効果が出にくく、飛びすぎてしまうようになります。
だからプロはサービスのときに出来るだけ状態の良いボールを選んでプレーして
いるんですね。


今日はテニススクールのブログらしい内容でしたね。次回はどうなるかな。



それでは、また。

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