2012年11月5日月曜日

忘却

こんにちは。月曜日です。園田です。




慣れ親しんだYahooのブログからこちらに移転して初めての投稿です。
今ひとつ扱いが判らず、ちょっと戸惑い気味。あちこちクリックして訳が判らなくなったら
困るので、しばらくは文章と僅かな写真を載せるだけになりそうです。

今日の昼間は最近にしては暑かったですね。久しぶりに汗だくになりました。
でも夕方になるにつれて空気が冷たくなってきました。上着が欲しいですね。

春と秋は忘れ物が多い季節です。着込んでレッスンに登場するも動くうちに熱くなり、
脱いで身軽になります。で、そのまま帰宅。コートサイドのベンチに残され、
抜け殻のような服からは、どことなく寂しさを感じてしまいます。

「君の主は君を置いて帰ってしまったんだね」

レッスン後に置き忘れて帰る方もいれば、ラケットを忘れてレッスンに来られるつわものも
います。実は今日、そんな生徒さんがいらっしゃいました。取りに帰られましたが・・・・・。


忘れ物をしてしまうのは仕方ないことです。誰しも忘れ物の経験はあるはず。
心配なのは忘れ物をしたことすら忘れることじゃないですか?

物を忘れるだけでなく、人は様々な事柄を忘れてしまいますね。名前、用件、
行き先等々、身の回りの全てがそうです。

よく「ど忘れ」ってありますよね。思い出せず、モヤモヤした感じを引きずります。
私はとにかく思い出そうと努力しますよ。あのモヤモヤ感が許せないんです。
だから、五十音訓で「あ」から追ったりして何とか思い出そうとしますよ。
そして思い出したときのスッキリ感が好きです。ひと仕事終えた気分です。

聞くところでは、この思い出す努力はとても大事だそうです。この思い出す努力を
止めてしますと、よくいう「ボケ」やすくなるそうです。まあ「ボケ」という言葉自体が
俗語で正確な病名ではありませんが・・・・。

「ど忘れ」しても何となくイメージは残っていますよね。こんな感じの名前だったなあって。
でも記憶喪失ってその感じも浮かばないのかもしれません。

実は私は記憶喪失の経験があるんです。1日だけでしたが。

高校生のときでした。鴨池コートで練習するために自転車を走らせていました。
間もなくコートに着くところでした。カーブに差し掛かり、私は自転車を傾けると
火山灰に覆われた路面でタイヤが滑り、そのまま転倒したんです。

その頃、私はスポーツタイプの自転車に乗ってました。ペダルを漕ぐ力を出すために
専用の器具をペダルに着け、足とペダルを固定していたんです。

タイヤが滑り、急な車体のブレに私の足はペダルから外れず、自転車ごとの転倒で
私は即頭部を路面で強打したんです。

ちょっと朦朧としましたが大きな怪我ではなさそうで、私はコートに向かいました。
仲間が心配して休憩するように言うので私はしばらく座っていたのですが、
横に座る仲間の名前が思い出せないことに気付きました。

「何て名前だっけ?」

ただの「ど忘れ」なら名前のイメージは残っているはず。でもそのときは全くイメージが
沸かないんです。真っ白と言っていいでしょう。いつも一緒にいる仲間の名前が
判らないんです。おそらくちょっとした記憶喪失みたいなものだったのでは。

やがて私を吐き気が襲ってきたので横たわりました。するとたまたま隣のコートで
練習していたグループが医者の集まりで、私に声を掛けてくれました。

転倒して頭を打ったことを話すと、寝ずに頭を上げて休みなさい、そしてすぐに
病院に行くように言われました。


「人は忘れる動物だ」って聞いたことがあります。脳の数パーセントしか使って
ないそうですね。

忘れるのは仕方ありませんが、思い出す努力は忘れたくないですね。




それでは今週のテーマです。

今週もボレーですが、かなり厄介なテーマですよ。多分、スッキリしないまま
終わるんじゃないかな。ストレスが溜まる内容です。

<一般クラス・・・・・・ボレー>
     初級クラス・・・・・身体の正面に来たボールの返球です。時間的な余裕があれば
                ボールの軌道から身体をズラしての返球ですが、余裕がないときは
                バックハンドボレーでの返球が無難です。
     中級クラス・・・・・足元に沈められた低いボールはノーバウンドでの返球が基本ですが
                無理なときは1バウンドさせるハーフボレーで返球しましょう。
     上級クラス・・・・・ハーフボレーはテイクバックは小さく、膝でタイミングを合わせて
                体重移動でボールを運びましょう。

<ジュニアクラス・・・・・・ボレー>
     初級クラス・・・・・ボレーを左右に打ち分けましょう。打球方向に踏み込むことが
                大切です。
     中級クラス・・・・・ハーフボレーは膝を柔らかく使ってボールの高さにラケット面を
                合わせましょう。
     上級クラス・・・・・ハーフボレーはラケット面はやや伏せ気味にして、手首を使わずに
                フォロースルーを取りましょう。


あるプロに聞いたことがあります。「ハーフボレーはやったらいけないショットだ」と。
そして「でも打てないといけないショットだ」と。とても納得できるコメントでしたよ。

今週は難しいショットです。皆さんのスッキリしない顔が目に浮かびますよ(笑)





それでは、また。
   





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