2013年6月5日水曜日

道を究める者

こんにちは。水曜日です。園田です。




先週、梅雨入りしたのに思ったほど雨は降りませんね。今にも降りそうな雲が空を覆っては
いるのですが、雨が落ちるには至っていません。

今日の天気図を見ると、梅雨前線は沖縄近辺に横たわっています。おかげで日本本土は
全国的に晴れ。雨は沖縄諸島だけに降っています。

梅雨前線が南方にあるおかげで空気の流れは北からなので、かなり涼しく思えます。
今朝なんかちょっと肌寒いほど。長袖を着て家を出てきましたよ。

先週から暑さ対策でコートに扇風機を出すようになりました。テニスコート内の空気を
少しでも循環させて涼しくさせたいんです。6月に入ったばかりで夜はまだまだひんやりと
していますが、日中の暑さはなかなかなものです。気温的には真夏の暑さには程遠いですが
身体が暑さに慣れていないので、30℃がとても暑く感じてしまいます。

でも今日はまだ扇風機を出していません。扇風機が要るほどではないんです。外を流れる風に
触れると上着が欲しくなるくらいですし。

週間天気予報では明日はやっと雨が降るようです。でも金曜から週末は良い天気が
続くみたいですが。ニュースで少雨のことを報じていました。雨続きで水害は困りますが
水不足も問題です。何年か前に四国のダムが水不足で枯渇寸前になって給水制限された
ことがありましたが、今年もそうなるかもしれませんね。




先日、深夜の番組を観ていたら、ダーツの世界大会をやっていました。ダーツをやったことは
あります?私はほとんどやったことはないですね。中学生くらいの頃、いとこが持ってて
何度かやりましたが、ゲームのやり方やルールも全く知らない私達はただ的に向かって
投げるしか出来ませんでした。

最近はゲームセンターや飲み屋さんにダーツのマシンが置いてあるので身近なゲームですが
未だにやり方を知らない私は矢に触るどころか近付くことさえありません。

先日、観た番組では1対1のトーナメント方式で最終的にナンバー1を決めるものでした。
ゲームのやり方も2種類あり、名称は忘れましたが持ち点をゼロにする競技と
クリケットとか言うルールが全く判らない競技を行って勝者を決めていました。

ゲームの流れを知らないのでテレビを観ていても今ひとつ盛り上がれない私ですが、
感嘆したのが選手のショットの正確性。的までの距離も知りませんが、的の中心の
3センチほどの円内に確実に矢を刺していくんです。

これは私の勝手なイメージですが、欧米人、特にアメリカ人は大雑把な性格って
思っちゃってます。些細なことは気にせず、パワーで押し切ってしまう。そんな風に
勝手に思ってます。(アメリカの方、ごめんなさい)

ところがです。私が観た番組でアメリカ人の選手が見事なまでに正確なショットを
繰り出すんです。その風体からは想像できない正確性でした。どんな風体だって?
スキンヘッドでごつい体格。私の太ももより太い腕。しかも腕には刺青がうねうねと
彫られてます(タトゥーというべきかな)。裏通りでそんな人が目の前に現れたら、
すぐに財布を渡して逃げるでしょうね。

そんな外見とは裏腹に彼は矢を正確に投げるんです。太い腕から想像もつかないほど
繊細に矢を放ちます。


ダーツの競技を観ながら感じたことがあります。どんなものでも突き詰めたら人はその道の
達人になるんだなあって。

たまにテレビに登場しますよね。持っただけで重さが判る人とか、電卓を正確にかつ速く打てる
OLさんとか。

実はそういった道の達人というか道を究めるってことに私は憧れています。

私には何ができるだろう。何を究めればいいんだろう。そんなことをたまに考えています。
もちろんそれが簡単ではないことは判っています。時間と努力と資質が必要です。
誰もがすごいと思うようなレベルでないといけません。

今の私に達人と呼ばれるようになる可能性があるのは送球技術でしょうか。
送球は毎日やってます。多い日は数千球出すこともあります。手で投げるよりラケットで
出す方が正確です。

でも私くらいの送球技術はテニスコーチなら掃いて捨てるほどいるでしょうね。

同業者がすごいと思えるような技を身につけないといけませんね。例えば、10センチほどの
的に常に当てれるとか、1分間に大量に送球できるとか、同時に数個の送球ができるとか。

別に1番になりたいわけではないんです。孤高の人になりたいんです。

はたから見たら下らないことなので変人と思われそうですね。でも思い出したことがあります。
それは中学生の時。学校で生活日誌ってありましたよね。日々の出来事を書いて提出。
担任がひと言、ふた言コメントして返すやつ。ある日の出来事を書いた内容に対する
担任のコメントを思い出しましたよ。

「園田君は仙人みたいだね」

あのコメントを褒め言葉と思っているのは私だけかなあ。




それでは、また。

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